2018/07/03
暑くて夜目が覚めてしまう奥村隆充です。
相続人が見つからない! 老朽化マンションの悲鳴という記事を読みました。
相続財産の内不動産という財産が最も大きい財産だったはずが、
残された住居がマンションだった場合、マンションというキャピタルゲインはあるものの、月々の管理料、修繕積立金などがセットで取得することになります。
住まない、貸さない場合は相続すると同時に管理料、修繕積立金の支払いの義務を負うだけで、収入が増えません。
そこで貸そうとするのですが、借り手がつくまではずっと持ち出しで、借り手が付けばよいのですが、つかなかった場合は実質負債を抱えただけとなります。
なので、売ろうと考えた場合、売れればよいのですが、人口減少の局面でうまくいかないとずっと売れない可能性があります。
活気のない不動産はお宝不動産にはならず、お荷物不動産になってしまいます。
活気があるというのは、労働年齢がたくさんすみ、生活にうるおいのある区域で、などその物件以外の街そのものの価値が大きく関係します。
特にマンションは用途が決まっているだけに、やりにくい。
マンションを買うインセンティブが私個人としては、街の価値が高い場所以外はないと思っているのですが、その思いをより強く感じました。
いつもの、物件情報ですが、昨日一つも付近に新しい物件が出ませんでした。
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