カチコチ通信おんらいん 20221109
子供の頃、凧揚げしたかったので強めに北風が吹く季節が好きだった奧村隆充です。
大家さんにとっては家賃の回収が一番の悩みどころかと思います。
今回は貸主をしている方へ向けて書きたいと思います。
目次
家賃をきちんと支払ってもらうこと
家賃の支払い、賃料の支払いはほとんどの方は契約を守って支払ってくれていると思います。
なぜなら、期日までに家賃を支払わないと、賃料を支払わないと物件を借りていられなくなるからです。出ていけ、返せといわれて、反論ができなくなるからです。
なので、原則は家賃の支払いがなければ、賃貸契約を続けるための信頼関係が破壊されたので物件を返せということを粛々と通知し実行していくことが必要です。
これを怠ると家賃の回収は難しいです。
なぜ、家賃を期日までに支払わない人がいるか
約束というものをきっちり守ることを軽く見ている方がいます。
一分くらいなら、一時間くらいなら、一日くらいなら、一週間くらいなら、だって給料日が変わったのは私のせいではない。
いろいろな言い訳を自分にして、正当化し、「期日までに支払わなくても、(家賃を)払えばいいんだろう」と自分のことばかりをいいます。
もしも家賃の支払いの遅延を一度でも許してしまうと
そして、期日までに支払えと言われると、ちょっと硬すぎるとか、相手をけなします。
待ってもらうのを権利と認識し、もう待てないというと自分の権利を侵害してくる悪い人に思われます。
そうやっている人を一度でも許してしまうと、次も許してもらえるというようにおもい、許してもらえないと、逆に、憎まれたりします。
家賃の滞納を何か月も許すのはやさしくない
実際に言われたことがありますが、家賃の支払いを待ってくれるのではなく、早く出て行けと言ってほしかったといわれる方がいます。
まってもらうだけ、滞納額が増え、弁済するのに時間がかかる。もしては、返せなくなってしまって一時的に破産者にならなくなってしまいます。
復権するには少なからず時間がかかります。
なので、原点に立ち戻って
きちんと支払ってもらうよう毎月期日を過ぎたら請求する。
連絡が取れて、謝罪の言葉と、支払日を提案してくれたら、検討してあげる。
ただし理由もなく毎月ではだめです。
支払いの日が提案できないばあいは、連帯保証人もしくは家賃保証会社と契約があればそこへ請求する。
連帯保証人も連絡が取れなかったりして、動けなくなったら、弁護士へ請求の手続きの相談をする。
こうやって、手を緩めず粛々と請求していくことです。
これを繰り返していけば、滞納者がたくさんいる不動産のオーナーにはならないで済みます。
もしも、自分でやる自信がなければ
一度ご相談ください。