2023.07.26 お盆に実家に帰った際にやっておいた方がいいこと、その3
子供の頃、日射病になるといわれていましたが、熱射病のことはあまり言われなかった奧村隆充です。
非相続人の健康と医療選択について
せっかく集まったらほんとはやっておいた方がいい親の老後のことの話し合い。
今回は非相続人の健康について、家族が共通の理解を持ち、医療選択についての大切なポイントについてお話ししますね。
1.家族が共通の理解を持つためのコミュニケーション方法
大切な家族の一員が健康を損なうと、私たちは心配や不安でいっぱいになりますよね。そのようなときこそ、家族全員でコミュニケーションを図ることが重要です。話し合いの場を持ち、互いの気持ちを尊重しながら、病状や治療について正直に話し合いましょう。
2.治療方針を決定する際の重要な要素と家族のサポート
病気になった際、治療方針を決定することは決して容易なことではありません。その際に考慮すべき重要な要素は、患者本人の意向や状態、そして家族の意見です。家族のサポートは患者の心の支えになるだけでなく、医療チームと連携する際にも役立ちます。
治療によって、QLO、クオリティーオブライフ、生活の質が下がってしまって生きている心地がしない、生きていることがつらくなってしまっては意味がないと思います。つらい治療の先に完治があるのかないのかによって判断を変えてもよいのではないかと思います。
3.望まない治療や積極的な治療に関する知識を持ち、意思決定をサポートすることの大切さ
治療にはさまざまな選択肢がありますが、望まない治療や積極的な治療について知識を持つことは重要です。
医師の判断が患者の幸せであればよいのですが必ずしもそうではない場合もあります。医者には医者の都合があり、患者には患者の都合があります。
医者は人を生かす方向で考えがちなので、死なせるほうが幸せと考えずらいのではないでしょうか。
中には死なせるほうが幸せと考えてくれる医者もいますが、その場合医者は逮捕されたり、損害賠償請求されたりするからです。生かそうとしている範囲ではそのリスクは低いので、生かそうと考える医者が増えるのは仕方がないことかもしれません。
なので、患者が責任を負って自分の人生を考えてほしいです。
時には、患者本人が自分の希望を明確に伝えることが難しい場合もあります。そのときに家族が患者の代わりに、彼らの希望を理解し、医療選択をサポートしてあげることが大切です。
願わくば、親は子供にむつかしい選択をさせないでほしい。
大切な家族の健康と医療選択に関しては、情報収集とコミュニケーションが鍵となります。家族皆で力を合わせ、患者の意向を尊重しながら最善の決定をすることを心掛けましょう。もしご家族が直面している問題については、専門家のアドバイスを仰ぐことも検討してください。健康と家族の絆を大切にし、相続に向けて準備を進めることが大切です。何か質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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