2023.08.03 親が認知症になってしまった後では取り返せないいくつかのこと 相談事例1
子供の頃、アサガオの観察と世話のため学校からアサガオの鉢を夏休みに持って帰ってきた奧村隆充です。
不動産の活用に関する相談事例
今回は、不動産の活用に関する相談事例をご紹介します。
相談者は、認知症の疑いがある持ち主から、大きな農家の家と畑を賃貸したいという話を受けました。
この物件は、静かな場所にあり、家庭菜園をしたい人にとっては理想的なものです。
しかし、認知症の疑いがあるということは、意思表示に問題がある可能性があります。
その場合、売買・賃貸はできませんし、法的なトラブルにもなりかねません。
そこで、私は相談者に対して、次の二つのことをアドバイスしました。
一つ目は、持ち主が本当に認知症であるかどうか、医師に診断してもらうことです。
認知症でなければ、安心して契約できますし、認知症であれば、適切なケアを受けることができます。
二つ目は、持ち主が意思表示が信頼できるレベルであれば、家族信託契約を検討することです。
家族信託契約とは、持ち主が信頼できる人(信託受益者)に自分の財産を管理してもらう契約です。
これにより、持ち主は自分の財産を有効に活用できますし、将来的に施設に入る際の費用も確保できます。
不動産の活用は、様々な事情や目的に応じて考える必要があります。
私は、相談者の方々に最適な解決策を提案することができました。
もしもあなたも不動産の活用に関するご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
クイズの答え
問題は前回にあります
おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。