2023.08.23 これから家を建てる人へ 断熱について考える その2
子供の頃、8月20日の自分の誕生日が過ぎたころ、宿題の残りを焦っていた奧村隆充です。
今日は断熱する工法について具体的にどんなものがあるのかお話しします。
一般的な断熱工法そのいくつかの紹介
家の断熱工法は、建物の外部や内部に断熱材を配置するさまざまな方法やテクニックの組み合わせを指します。以下に、いくつか一般的な断熱工法をいくつか紹介します。
- 外断熱工法:
外部に断熱材を設置する工法です。断熱材は外壁や屋根の外側に配置され、建物を外部から断熱層で包むことで、外部からの熱の侵入や室内からの熱の逃げを防ぎます。外部からの温度変動に対する効果が高く、快適な居住環境を提供します。 - 内断熱工法:
室内側に断熱材を設置する工法です。断熱材は壁や天井の内側に配置され、室内の温度を均一に保ちつつ、外部からの熱の侵入を制御します。内部の温度変動に対する効果が高い一方、断熱材の厚みや配置に注意が必要です。 - 基礎断熱:
基礎部分に断熱材を設ける工法です。地面からの冷気の侵入を防ぎ、床下空間の温度を安定させます。地中の熱を利用して冷暖房効果を高めることもあります。 - 家まるごと断熱:
壁、屋根、床など、家全体に断熱材を設置する工法です。建物全体を断熱層で包み込むため、外部からの熱の侵入や室内からの熱の逃げを最小限に抑え、快適な環境を実現します。 - アキュラホームの超断熱:
アキュラホームなどの一部のハウスメーカーが提供する断熱工法です。断熱材の配置や厚みに特化した工法で、高い断熱性能を実現し、冷暖房のエネルギーコストを削減します。 - 二重断熱:
二つの断熱層を設ける工法です。外側と内側に断熱材を配置することで、より高い断熱性能を得ることができます。外断熱と内断熱を組み合わせた形態もあります。 - 通気層を活用した断熱:
外壁と断熱材の間に通気層を設ける工法です。通気層を通じて湿気を排出し、壁の劣化や結露のリスクを軽減しつつ、断熱性能を保ちます。
これらは一部の代表的な断熱工法ですが、地域や気候によって最適な工法は異なる場合があります。断熱工法の選択に際しては、専門家と相談しながら、建物の性能や環境に合った適切な方法を選ぶことが重要です。
クイズの答え
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おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。