2023.11.29 賃貸住宅に入居したとき退去の証拠を残すため写真を撮るとすればどこを取ればよいか
子供の頃、綿菓子ができたてでなかったのかべたべたして嫌いだった奧村隆充です。
賃貸住宅への入居時、退去時のトラブルを未然に防ぐために、重要なことは退去の証拠をうまく残すことです。そのために役立つ方法の一つが、入居時に写真を撮ることです。これは貸主も同じで弊社では入居前に写真を残しています。
では、具体的にどこを撮れば良いのでしょうか。
まず、入居時に写真を撮るべきポイントを見ていきましょう。
全体を撮る
1. 全体の様子を撮影しましょう まずは、お部屋の全体的な様子を撮影しましょう。広さや間取り、壁や天井の状態、床のキズや汚れなどを確認しておくことが重要です。また、その際には窓からの光の具合も確認しておきましょう。それによって、退去時にお部屋の状態が変化していないかを確かめることができます。
壁と天井の汚れ
2. 壁や天井の状態を撮影しましょう 賃貸住宅の退去時によく問題になるのが、壁や天井の傷や汚れです。なので、入居時には各部屋の壁や天井を撮影しておくことが重要です。特に、クロスの汚れや穴、カビの状態などを撮影しておきましょう。後々トラブルを避けるためにも、細部までしっかりと写真に残すことをおすすめします。
床
3. 床やカーテンの状態を撮影しましょう 床やカーテンも退去時にはトラブルの原因となることがあります。入居時には床の傷やシミ、カーテンの汚れや破れなど、細かい箇所まで写真に収めておくと良いでしょう。
キッチン・バスルーム
4. キッチンやバスルームの状態を撮影しましょう 台所や浴室の状態も重要なポイントです。機器の故障や水回りの汚れなど、入居時には写真に残しておくことが大切です。水まわりのトラブルは退去時に問題になることが多いため、可能な限り細部まで写真に残しておくと安心です。
収納
5.収納スペースや設備の確認を怠らない
クローゼットや収納スペースの中を写真に収め、物の整理ができていることを示します。また、キッチンやバスルームなどの設備も確認し、正常に機能していることを写真に残しましょう。これによって、入居時の状態が明確になり、退去時に生じた変化を比較する際に役立ちます。
その他あらかじめわかっているダメージ
6.既存のダメージや修復箇所に注意
前の入居者からの既存のダメージや修復が必要な箇所を特に重点的に撮影します。ドアや窓の状態、床材やタイルの損傷など、これらの写真は将来的な紛争を回避するために重要です。細かい部分まで気を配り、写真に残しましょう。
これらのポイントをしっかりと押さえて、入居時の写真を撮ることで、将来のトラブルを回避する一助となります。写真は客観的な証拠となり、入居時と退去時を比較する際に有益です。入居前には契約書を確認し、規定された通りに物件を管理し、写真に残すことで円滑な退去が期待できます。是非、これらのポイントを参考にして、安心して賃貸生活を楽しんでください。
クイズの答え
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おまけ 今日のクイズ
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