2024.1.4 不動産広告を一緒に見ましょう
今日の不動産情報の考察
今日は年末に売り出された弥富市鯏浦町気開の1830万円を見てみます。リンクはここから(広告期間が終わると消えると思いますのでリンク切れはご了承ください)
ここは弊社の近くにあり、しばらく賃貸されてたことを知っていました。
場所は比較的狭い道路に面しています。敷地の南側に敷地があります。
セットバックが必要なのか、道路の幅が気になるので見てみます。
概要には南側3.1m公道に接している書いてあります。現況道路の中心がセットバックの基準の道路中心線とすると、4mにたりない90センチの半分がセットバック一となります。
土地面積は70.07坪あるのですがセットバックがあるので、0.45m×11m(接道距離)4.95㎡1.49坪が敷地面積としてカウントできませんので、建築確認するときの敷地面積は68.58坪、建蔽率60%なので41.14坪の一階面積までつくれ、容積率200%ですが、第1種住居地域なので前面道路の制限を受け160%となり、109.72坪の合計床面積の家ができます。
前面道路から東に一軒移動した広い道路に接する土地の相場は大体30万円くらいです。そこから入ったところですので、販売されている坪単価が26.12万円は相場くらいかと思われます。しかし、面積が大きいので、価格が大きいので、予算が限られていて、建築価格が高くなっている昨今を考えると、少し手を出しにくいかもしれません。
現在家が建っているのを考えると、いわゆるライフラインは取れてるのかなと想像します。上下水道が設備としてあります。それ以外は書かれていないので、電気、ケーブルテレビなどは実際に見て確認することになります。
現在建物があるので、境界確認ができるのかわからないのですが、契約の時には確定測量を条件にした方が良いかもしれません。
あと、昔からの住宅地ですので、上空での境界侵害が心配でです。これも現地で確認しましょう。
侵害していれば契約時に撤去してもらう契約にするか、容認するか。
工事車両であまり大きな重機がはいらないかもしれませんので、在来工法などなら問題ないでしょう。部屋を工場で作って現地で組み合わせるユニット工法とかは無理かと思います。
不動産は必ず現地を確認し、土地を買う場合は住宅メーカーが決まっている場合はメーカに資料を見せましょう。
クイズの答え
問題は前回にあります
おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。