カチコチ通信おんらいん 20221031
子供の頃、焼き肉は食べられませんでしたがハンバーグは好きだった奧村隆充です。
不動産の価値を決めるのはいろいろな要素がありますが、面白い取り組みをしている方がいましたのでお話しします。
目次
自分で不動産価値を高めた建築士さん
町内会長さんから、会社の近くの火事になっても修理されずに建っているアパートを買わないかと言われた社長さん。
見に行ってみるとまだ入居者が若干いて、土地の形は、隣地、角地の四角形の土地二辺に沿うように細長く鍵型に折れ曲がった土地。
入居者がいるうちは壊すわけにはいかず、直すにはお金がかかるし、直してもこれ以上入居者が増えるとは思えないほど古い建物がありました。
いろいろ考えて、指値を計算して、購入しました。そのあと、その隣地を取得。
最終的に10階建て以上のビルを2棟建てられるほどの大きさと形にすることができて、大きさ、形を売りやすい形にすることができました。
ここまではお金がある人のやり方だったのですが
次に期せず行ったのは地域活性化。
もともと泥棒が入る事件が発生したりする治安のよくない地域だったのですが、それは、3階建て以上の建物がつらなる、地価もそれほど安くなかったので、ほとんどの建物の一階部分が駐車場になっているような地域でした。
それを自分の建物の一階も買った当時は駐車場でしたが、一階部分を駐車場にすると犯罪が増えると聞いたので、一階に常にだれか人の目があるような使い方に改装しました。
人が集まるギャラリーにしたのです。
また、買った土地を駐車場にすることにより、それまで駐車場がないため、店舗での商売がなかなか続かない地域を飲食店などがにぎやかになる地域となりました。
そこへあと乗りしてきた不動産会社が超高級マンションをたてることになり、利便性があがり、活気も出てきて、犯罪も起こりにくくなりました。
イベントが定期的に行われ、人が集まるようになり、住みたい街になってきました。
そうなると、じわじわと公示価格があがりました。
結局この地域に不動産を持っている人全員の財産が増えているようなことになりました。
不動産価格は自分で上げることができる
社長さん自ら動くことで自分の財産の価値を上げることができました。
不動産の価値の構成は、変えられるところと、変えられないところがある
結局不動産は大きさと場所は変えられないのですが、環境を変えることはできます。
交通の便がよくなれば価値が上がりますし、(鉄道会社はこの手法で儲けてもます)
人が集まるような施設を誘致すれば価値が上がりますし、(学校やスーパーなど)
一番やりやすいのは政治家なんでしょう。
住みやすい場所をつくることはこころにも、資産の意味からいっても有用なのです。
住みやすい場所を作るために
ご近所でいさかいがあることは住みにくい場所になりますし、資産の意味からいってもマイナスになります。
ご近所付き合いは大切にしましょう。
空き家を持っている、空地を持っている方は、普段そこに住んではいないかと思いますが、不動産の場所のご近所への気遣いはした方がよいかと思います。
この建築士さんの話を実際に聞けます
詳しい話を聞け、知りたいことを質問できます。
ここからリンクする申込ページに詳しい日時と場所がありますのでご興味があればお越しください。当日、私もおります。