カチコチ通信おんらいん 20221103
子供の頃、学校にストーブが来るのを楽しみにしていた奧村隆充です。
不動産の売買契約書は私は仕事柄よく見ますが、一般の方は何度も売買される方は少ないと思いますので、不動産売買契約書がどういう構成でできていて、どこに注目すればよいかを書きたいと思います。
目次
不動産の売買契約書は大まかに6つに分かれている
- 表題(土地売買契約書とか土地建物売買契約書など)
- 前文(誰(甲、売主)が誰(乙、買主)に何(物件の表示)を売るか)
- 契約本文
- 後文(「本契約の成立を証するため,本契約書2通を作成し,各自署名押印のうえ,各1通を保有する」、などのような)
- 日付(契約日)
- 署名欄(売主、買主の署名、押印など)
契約本文では、おおざっぱに言って下記の部分を取り決めます。
- 何をだれとだれが売買するのかを宣言します。
- 引き渡しに関しての取り決め
- 面積・境界に関する取り決め
- お金にやり取りについての取り決め
- 引き渡し後についての取り決め
- その他特約
契約本文をどういうふうにつかみ、評価すればよいか
注意するとすれば、何に対してお金を支払う約束をするのか。
どの条文が自分に損なのか、得なのか。
損得のバランスはとれているか。
以上に注意して読んでください。
何かで損したらどこかで得を求めるというのが考え方のフレームワークとなります
契約書をもってきていただければ基本的に無料でアドバイスします