カチコチ通信おんらいん 20221107
子供の頃、夜電話があるとドキッとした奧村隆充です。
昔、賃貸住宅を借りたことがある方が例えば子供から「賃貸住宅を借りるので連帯保証人になってくれないか」と頼まれ、契約書を見たとき、昔はなかった費用が様々かかること驚いたりしませんか。
私自身も他社さんの契約条件のバラエティぐあいにはおどろきますので、ちょっと説明してみようかと思います。
賃貸契約に必要なお金はこんなに種類がある
- 家賃
- 共益費
- 敷金
- 礼金
- 保証金
- 保証金償却
- 権利金
- 駐車場紹介料 4400円
- 駐車場代 4000円とか
- 消毒代 16500円
- 仲介手数料 家賃の50%+消費税
- 更新料 20000円
- 住宅総合保険
- 火災保険 20000円
- 保証委託金 家賃1か月分(更新なし)とか10000円(更新料あり)とか、引き落とし額の1%とか
- ケーブルテレビ代 550月
- 町内会入会費 2000円とか1000円とか
- 町内会費 740円
- 引き落とし手数料 550円とか
- マスターライフサポート料 880円
- ミニミニライフサポート料 2200円
- 水道金預り金 20000円
- プロパンガス預り金 10000円
- 鍵交換料 14300円
- クリーニング料 43000円
- インターネット使用料
びっくりしませんか。
30年ほど前の記憶だと、家賃、共益費、保証金もしくは敷金、礼金が入居するときにいるお金で、月々に駐車代、共益費、水道代、ガス代(水道代とガス代は直接水道局、ガス会社へ支払っていたような気もします。)くらいでした。
なぜこうなった
こうなった原因に、インターネットで物件を比べるようになったからだと思います。
家賃で比べるような不動産賃貸のポータルサイトが初期は多かったので、家賃に駐車場代を含んでいた物件とかが比べたときに選ばれにくく表示されるので、家賃に昔ならば含まれていたようなお金が別に請求されるようなことになっているように思います。
管理会社への支払いも契約書の中でされるようになったのかも
ライフサポート料というのがよくわからないのですが、マスターライフについては、夜間の修理対応とか鍵の閉じ込めとかの対処等だったと思います。ミニミニの方は生活保証の保険のようなものと駆けつけ会費のような意味もあるようで、ミニミニが今度仲介するときには仲介料が値引きになるようなもののようです。
本来、入居者から管理会社への支払いは管理会社と入居者が契約書を交わすべきところですが、これは、建物賃貸借に載せているのではないかと推察しますがいかがなのでしょうか。最近の契約書をお持ちの方教えていただけませんか。
あと、消毒費などは必要ないといえば、いらないこともあります。バルサンをたくだけのところが多いので、入居前にできるというところがメリットではありますが、入居日を一日ずらして、自分で炊けば1万円かからないように思います。
インターネット接続料が無料だったりする場合もありますが、接続のスピードの保証はないので、聞いたところによると、会社の仕事をオンラインでやるようになったので、ネットが無料であることで、良いと思い入居したら、使おうとする時間は混んでいてスピードが確保できず、別に回線を引いた方もいるようです。
ライフサポートについては、おそらく、別に契約を交わすと思いますので、よく読んで契約してもよいし、契約しなくてもよければ、しなくてもよいと思うのですが、建物賃貸借契約との関連によってはした方がよいのでしょう。
夜間のとりつぎとか、鍵の対処などはずいぶん前は、管理会社の標準管理事項で、貸主がそれまでは直接夜間の対応をしていたのが、それを管理会社に委託することになり、時がたち、今は管理会社がさらにほかの業者へ再委託するような時代になったのですね。
そして、それまではただでやってもらえたサービスにお金を取るようになったのですね。
契約に必要がないものがあれば
外すというのも一つの手です。
また、家賃以外にたくさん支払うものがあるということはよく知っておいて、説明をよく聞いてください。
もしもそれでも不安であればご相談に無料で乗りますので、メールを送ってみてください。