カチコチ通信おんらいん 20221111
子供の頃、三ツ矢サイダーが好きだった奧村隆充です。
土地の管理は意外と大変です。特に自分でも使っていない土地、人に貸していない土地の場合は管理するのには管理は大変です。
管理とは、例えば雑草を除去したり、防火防災防犯に注意したり、あと境界の監視、第3者が占拠していないか、あと固定資産税・都市計画税の負担、傾斜地に至っては、土留めの強度の確認、土砂が流れないかの定期的な整備、などなど。
なので、土地の活用をお勧めします。
土地を活用するとは
- 自分で使う
- 人に貸す
- 売る
この3つが土地活用です。
自分で使うあてがなく(財産として管理する場合もこれに含む)、売るつもりもなければ、人に貸すを選ぶことになります。
人に貸さなかった場合
管理自体はしなければなりません。
近隣への迷惑をかけないという法律的な義務もありますし、資産価値を下げないためというのもあります。
また、土地の面積を守るということもありますし、不当な占拠を防がなくてはなりません。
人に貸した場合
借主は報告義務を課すことがほとんどで、異常があった場合は教えてくれます。
不当な占拠は借主が許しませんし、大掛かりな境界の侵害は教えてもらえます。
草を刈ったりするなど環境の管理も借主がします。
そう考えると、貸しているということは、本来なら支払わなければならない、管理料が無料になって管理をしてもらえることになります。
なので無料で貸していた方がいました
全く使う予定のない土地が草取りをしないでも済むのはありがたいと考え、ただで家庭菜園用に貸していた方がいました。
しかし、税理士さんより、ただで貸してはいけないといわれ、借主さんとお話ししたところ、別にお金を払ってまでは野菜をつくりたくないとのことで、お返しされました。
貸主さんは、このため、草刈りなど整備費用が必要となり損をしたように思っています。
このケースの場合、税理士さんが無料でいけないといった理由をはっきり聞いていないのですが、お金を発生させないことが贈与に当たるというのであれば、賃料を発生させ、また、借主へ管理料を支払うことで事実上無料になり、それまでの関係を維持できたのではないかと思います。
なので、管理するのが大変な方は、信頼できる方へ貸すことを考えてみてはいかがでしょうか。
借主貸主双方にとってメリットがあるかと思います。