カチコチ通信おんらいん 20221207
子供の頃、犬を飼っている人は近所にいましたが、猫を飼っている人は少なくて、初めて猫を飼っている人のうちに遊びに行ったときに平気で家の中にいるのを不思議な気持ちで見た奧村隆充です。
不動産を買うには資金が必要です。今日は資金の話を思いつく順番ですがしようと思います。
目次
住宅取得資金について
資金をすべて自己資金でまかなうことが誰にも意見を聞かなくてもよいという意味で理想ですが、住宅が必要な時期というのは子供が小さいころだと思いますが、その時期に数千万円が自己資金として持っている方は少ないかと思います。
住宅の必要な事情と購入能力の時期が合わない、理不尽な事情
住宅が必要な時期とまとまったお金を用意できる時期がずれているのが問題です。
昔は親が資金を出し、住宅を建て、自分が親になったら自分の子に資金を出して住宅を建てるということがされていましたが、それだと親の意見が子供の住宅建築に言われてしまって子供は窮屈でした。
住宅を必要とする人への救済としての住宅ローン
今は銀行から 住宅ローンという商品が買うことができます
将来の自分の収入を担保に、銀行からお金を借りるということができるようになりました。
銀行の救済としての住宅ローン
住宅ローンは半民半官の団体から保証を受けることができ、銀行にとってリスクがない商品です。また、住宅ローンを借りたお父さんは家族を守るという使命もあってあきらめずにできるだけ頑張ってお金を返してもらえる人たちです。
なので、銀行としては、最初の審査をきちんとすれば優良な顧客なので、さらにリスクがない商品となります。
そのため、住宅ローンは特別安い金利になることが多いです。
住宅ローンは本来住宅の資金にしか使えないが・・・
店舗併用住宅の場合はそもそも住宅ローンが使えないこともありますが、うまく条件に合うと事業用資金よりかなり安い金利で建築費用を得ることができます。
店舗併用住宅で建築費用を銀行から借りようとしている場合はよく調べてください。
一族の資産流失を防ぐための工夫としての住宅資金贈与
最近では、もはや住宅を買ったりするようなたくさんお金を使わない親世代にお金が滞留していると思われていてそのお金を流動化する意味もあって、子供などへの住宅資金の贈与への贈与税を相続税並みに変更するなどの税制改変がされています。
親が死ななくても同じ税率でお金を子供に渡せるのなら、親も感謝されるのを生きているうちに味わえたりしますし、親が生きているうちであれば様々な相続対策が考えられますので、その選択肢として有用だと思います。
なんとか税金に回る前に、自分の身内のために直接使えるということであれば、モチベーションも上がることでしょう。
将来までお得は続かない
ただ、今また税制を変えようとしています。どうやら今より不利になりそうな予想です。きちんと比べて、自分がよいと思うように準備しましょう。