2023年01月04日 不動産保有コスト 投資家と地主との駆け引き
子供の頃、もらったお年玉の袋も大切だった奧村隆充です。
目次
投資先を探しているお金持ちの存在
お金はあるところにはあるもので、何に使ったらいいのか困っている方がいるようです。
そしてそういう方向けへ投資先をアドバイスする会社もあります。
不動産というのはそういう方への投資先としてよく名前が上がります。
会社の使命
私の会社の使命として、一般の方が不動産売買の常識や慣習を知らないがための不利に陥らないようにすることとしています。
力の強いものの防波堤になりたい。
お金を持っている人は力があります。
お金を持っているがため、お金を持っていないものを馬鹿にするように思えます。
不動産をたくさん持っている地主は必ずしも強者ではない
不動産というのは換金しにくい財産です。
相続破産というのはひとえに相続財産が換金しにくいので起こるように思います。
また、不動産とは持っているだけでコストがかかる財産です。
不動産を保有するためにはずっとコストがかかる
財産を保有するためにお金が毎年毎月かかります。
マンションを相続すると、管理費や修繕積立金を毎月払わなければなりません。
なので、保有するだけでお金がかかる、その意味はすぐ分かります。
戸建や土地などはすぐにはわからないかもしれませんが、
固定資産税を払うときにまず感じ、
保有コストを支払わないとこうなる
土地ならば草取りからはじまり、ほおっておくと消防署から火災の恐れがあるので雑草の除去をするようにと通達があったり、
近所から苦情が来たり、
戸建ならば、庭の雑草もありますが、家の中がだんだんほこりやチリがたまっていくので、掃除しなくては行けなくて、
また台風や地震で建物が壊れることもあり、ガラスが割れていると、内部に知らないものに入られるおそれもあり、
屋根がこわれれば、雨漏り、そして湿ってくるとシロアリが増えてきたりして、建物がさらにボロボロになり
倒壊の恐れがあれば、隣からクレームがあり、それでも何もしないと今は、市町村から、改修もしくは解体の通達があり、それでも何もしないと、罰則があり。
なので、管理費は実はかかり、それを自分でしようとすると、時間も費やされ、お金も費やされる。
不動産はもっているだけでお金がかかるものなのです。
賃貸したりする方法はこれを解決する有効な方法なのですが、賃貸するということは新たに賃貸業を始めるということです。
税金の申告もしなくてはなりませんし、経費の管理もしなくてはなりません。
事業をするような面倒なことをしたくないのであれば、他で費用を稼いで維持費にあてるか、売却するかということになります。
不動産を相続した人は実は困っている人がいて狙われる
お金を持っている人はそういう人を狙っています。
選択肢がない人を狙っています。
仕方がないのかもしれませんが、私としてはなんとなく、そういう不動産を買いあさる人が何となく嫌いです。
弊社の使命
なので、自分の会社の使命、「一般の方が不動産売買の常識や慣習を知らないがための不利に陥らないようにすること」を実践していきたいと思います。