2023年1月12日 不動産を売却するのに必要な期間はどれくらいかかりますか

1月のカレンダー
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子供の頃、マフラーによってはあごにケバケバがあたってむずむずしていた奧村隆充です。

土地売買はどれくらいの期間で完了するのか

土地売買はどうやって進んでどれくらい時間がかかるのかは実際にやってみないとわからないのでご存じない方は多いと思います。

一般的に契約してもすぐお金は入ってこない

実はさまざまなのですが、例えばすぐ現金が必要な時に資産を売却しようと思っても、不動産は換金性の悪い財産といわれるくらい時間がかかります。

多分、そういう時は不動産を担保に銀行からお金を借りるのが手っ取り早いです。

実際に売り出ししようとするとどういった手順で行われるかを書きたいと思います。

まず、売却しようとします。ここもいろいろ準備があったほうが良いのですけれど、今回は飛ばします。

売却するのも一般の方に譲る場合と、業者に譲る場合があります。

不動産買い取り業者に売る場合

業者に売る場合、直接売買する場合もありますし、媒介業者を介する場合もあります。

直接というのはネットなどで「不動産買い取り」と検索するとたくさん出てきます。

これらを利用すると素早く現金を手に入れることができますが、ゆっくり売る時よりも3割ほど安くなることがあります。

また業者との直接売買ですので、契約書の中に承諾していない売主に不利な項目が紛れ込んでいる場合があります。

売主に不利な項目というのは不正のことではなくてリスクのことです。

例えば解体して引き渡すとか、確定測量をして引き渡すとか、買主に何かあったら無条件解約できるとかというようなことです。

了解していなければ、後で驚きます。

親戚友達などの一般の人に売る場合かつ不動産業者を介さない場合

一般の方に売却する場合で、知り合いに売る場合と不動産業者を介して売却する場合があります。

知り合いに売る場合特に親戚に売る場合は買主となる親戚との関係性にもよりますが関係が良好ならば、危険負担の取り決めはしないで、直接司法書士を選任して引き渡しをお願いすればよいかもしれません。

ただお金を渡すタイミングとか、結構困るかもしれませんし、関係が良好といっているのは片方だけかもしれません。

なので、身内同士な時ほど第3者を入れたほうがいいと思います。関係性を確認する行為自体が不信感を呼びます。

不動産業者を介して売買する場合の実際の手順

最も多いとおもわれる不動産業者を介して行う時のことを書きます。

  1. まず、不動産業者を選びます。
  2. 次に、売買価格を決めます。
  3. 不動産業者と媒介契約を結びます。
  4. 販売を開始してもらい、買主が見つかります。買主候補と売買条件(価格など)の調整をすることもあります。
  5. 売買契約をします。
  6. 契約を履行します。家財をどかすとか、測量するとか、契約したことをします。
  7. 買主が銀行などで住宅ローンを使う場合はその手続きをしてもらいます。
  8. 引き渡しまでに契約履行を完了させます。
  9. 引き渡し日、引き渡し場所を決めます。
  10. 引き渡します。

契約履行にどれくらいの期間が必要かの目安

測量をする場合は約2か月、住宅ローンの準備は事前審査が終わっていれば2,3週間かかります。

解体は作業は5日ほどですが、事前に解体したゴミ?の処分についての届け出が必要となりますので、仕事が混んでいなければ約1か月ほど見ておくとよいでしょう。

同時にできることもありますし、順番にやらなくてはいけないこともあります。

確定測量などは本来、解体を後にするとせっかく入れた新設境界杭などが壊される恐れがあるので後にします。

ただ、契約の内容によってはこの順番でできないこともあります。

引き渡しまでにかかる期間は契約内容によって変わるが

以上のことを考えると、古い建物があって取り壊して測量して引き渡しですと売買契約後約3か月半かかります。

逆に売主が現況のまま引き渡しでよい場合で、買主が住宅ローンなどの借り入れがない場合は契約してすぐ登記準備ができますので、契約から四日後くらいから引き渡しが完了します。

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