2023.02.28 火災保険はなぜ住宅ローンを組むときに入らなければならないか
子供の頃、お正月が過ぎると日に日に暖かくならないかなと思った奧村隆充です。
火災保険と住宅ローンとの関係
簡単な話、火災によるリスクだけを考えた場合、銀行から見れば建物であろうと、保険でのお金であろうと、数字の上では同じだからです。
銀行から見れば、火災保険に入ってもらうだけで火災のリスクがゼロになります。
借主の方から見れば、保険料の支払いというリスクはありますが、もしも火災になった時のことを考えるとメリットはあまりあります。
また金額については、当然ですけれども土地は火事でも燃えませんので、建物の価値だけ、再調達価格あればよいことになりますので、建売の場合ですと土地と建物の合計の価格となってますので、建物だけの再調達価格を調べその額を入ります。
ちなみに住宅ローンを使うときの条件になぜ生命保険への加入が義務付けられるのか
また話は少し変わりますが、住宅ローンに入る時に一緒に団体信用生命保険に加入することを義務づけられると思います。
これは支払者が死亡するリスクを、銀行から見れば、生命保険に加入することによって、数字上、ゼロにすることができるからです。
以前書いたなかで、ローンの審査について書いた時、健康状態が悪いとローン審査に通らないという意味は、この生命保険に加入できないからです。
その結果銀行の負うリスクは
銀行のリスクとしては、返済能力と能力があってもちゃんと返済する方なのかの判定のリスクを負えばよいことになります。