2023.04.05 東京カンテイなどの鑑定書の価格についてその価格で売買するのか
子供の頃、草むらの中を走り回ってくっつき虫?がズボンについて悲しい思いをした奧村隆充です。
価格査定書を作ったが
不動産の取引額を査定するのはできるが実際にどの価格で取引が決まるかを予想するのは難しい。
管理しているアパートを活用する方法を考えてくれと言われて、不動産活用の一つ、売却について今日は考えていました。
物件の査定の方法
査定額を出すのはわりと手順通りすればよくて、
相場を調べ、事例を調べ、実際の物件を調査して、建物自体の状態、設備の有無・使用状態などをしり、価格への影響を図り、後は市況状態を調べます。求められている物件なのかそうではないかを参考にします。
査定額が売買額にそのままならない
これで価格は算出できますが、この価格で売買できる稼働ははまた別の話。
不動産というのは唯一無二ですので、これを絶対買いたいという人がいれば、多少値段が高くても買ってくれたりしますし、
逆に、とても良い物件であっても、欲しい人が一人もいなければこれくらいのポテンシャルがあるといってもそれは売れてはいかないです。
査定書を作る時に考えるのは、これを見てどう使うだろうということです。
文書に今言ったような取引の状態によって価格は保証できないと注意書きを入れたとしても、
数字が入っているとそこしか見られないのではないか、
数字だけを頼りに指針を決めてはだめだと思うのですが、数字というのは強く主張するものなので、取り上げられやすいです。
何が言いたいかというと、予想や計画は実際と違うことがあるということです。