2023.09.08 賃貸物件を買うときの指標について
子供の頃、夏休み終わりの学校での残暑で嫌になっちゃった奧村隆充です。
例えば新しく賃貸物件を購入するような投資家の方はよくご存じなのかもしれませんが、利回りについて今日は書きたいと思います。
単純利回りと純利回り
賃貸住宅物件経営における利回りの種類は、主に以下の2つが一般的です。
- 単純利回り(Gross Yield): 単純利回りは、物件の年間総収入を物件の購入価格で割ったものです。計算式は以下の通りです。総利回り = (年間総収入 / 物件の購入価格) × 100例えば、年間の賃料収入が100,000ドルで、物件の購入価格が1,000,000ドルの場合、総利回りは(100,000 / 1,000,000) × 100 = 10%となります。この指標は、物件の収益性を評価する際に使われますが、運営コストや空室率などの要因を考慮していないため、実際の利回りを反映しづらいことがあります。
- 純利回り(Net Yield): 純利回りは、物件の年間純収入(賃料収入から運営コストを差し引いた金額)を物件の購入価格で割ったものです。計算式は以下の通りです。純利回り = (年間純収入 / 物件の購入価格) × 100純利回りは、より現実的な利回りを示す指標であり、運営コストや空室率などの要因を考慮に入れています。賃貸物件の運営を評価し、投資の収益性を判断する際に有用です。
利回りは高いほどお得だと思われます。
新築物件と中古物件は残存年数が短いと高い利回り(10~15パーセント以上)でないと最終的に損になることがあります。また、中古物件では途中で修理が必要な場合はそれを含めて考えなければいけませんし、中古物件でリフォームして貸す場合は購入費用とリフォーム費用を合計して取得価格として考えなければ意味がありません。
クイズの答え
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おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。