2023.10.13 今月より始まったアスベスト検査の義務化 – なぜ必要なのか
子供の頃、お祭りの頃は寒かった奧村隆充です。
築年数が大きい中古の戸建を売買する場合、土地だけが欲しいので解体することを前提に契約が進むことがあります。なので、解体について書きたいと思います。
今回から今月より建物解体時にアスベスト検査が義務化され施主の費用負担が増大しました。
今回から5回にわたって、この説明をします。
目次
第1回: アスベスト検査の義務化 – なぜ必要なのか
最近、建物解体に関する新しい規制が導入され、その中でも最も注目されているのがアスベスト検査の義務化です。これについての疑問や疑念が生まれるかもしれませんが、この規制はなぜ必要なのでしょうか?今回のブログでは、アスベスト検査がなぜ義務化されたのかについて詳しく説明します。
背後にある理由
アスベストはかつて建物材料に広く使用されていました。しかし、その後、アスベストが健康への深刻なリスクを持つことが科学的に証明されました。アスベストに曝露されると、呼吸器の疾患や癌などの健康被害が生じる可能性があります。このため、アスベストの取り扱いと解体に関する規制が必要とされてきました。
新たな規制の背後にあるのは安全と健康の保護です。
アスベストの微細な繊維が空中に放出され、作業者や住民に被害を及ぼす可能性があるため、アスベストを含む建物材料を取り扱う場面での検査が強化されました。
法的責任と罰則
アスベスト検査の義務化に伴い、建物所有者、建設業者、不動産仲介業者などが法的責任を負うことになります。適切な検査が行われず、アスベストが含まれている建物が解体される場合、罰則が科される可能性があります。このため、アスベストの有無を確認し、必要な検査を実施することは非常に重要です。
まとめ
アスベスト検査の義務化は、建物解体プロセスにおける安全性と健康保護を向上させるための重要な措置です。建物所有者や関係者にとっては、新たな規制に対する適切な理解と対応が不可欠です。次回のブログでは、アスベストとは何か、なぜ検査が必要なのかについて詳しく説明します。お楽しみに。
クイズの答え
問題は前回にあります
おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。