子供の頃、鉄腕アトムを見ていた奧村隆充です。

こんにちは、不動産コンサルタントの有限会社キョーエイの奧村です。今回は、実家を相続された方々に向けて、不動産売却における法的手続きの確認についてお伝えします。スムーズな売却を実現するためには、以下のポイントが重要です。

1. 相続手続きの確認

まず最初に、相続手続きが完了していることを確認しましょう。法的な書類が整備され、不動産の所有権が正確に相続されていることが必要です。売主に登記が移ることが１００％確実であると確認しないで売却を始めると引き渡しするときに相手方へ登記ができなくなって契約違反となり違約金が発生する場合があります。手を抜かず確認しましょう。

2. 不動産の登記簿謄本の入手

不動産の登記簿謄本は、所有権や担保権などの権利関係が記載されています。正確な情報を得るために、最新の登記簿謄本を取得しておきましょう。

3. 税金に関する確認

売却に伴う税金や手数料について、詳細な確認が欠かせません。不動産売却にはさまざまな税金がかかりますので、これらの費用を把握しておくことが大切です。

4. 不動産評価の実施

不動産の正確な評価は、売却価格を決定する上で欠かせません。専門家による評価を受け、適正な市場価格を見積もりましょう。

5. 不動産仲介契約の内容確認

不動産会社を入れない直接売買という方法もあります。信用できる相手で大きく利害が相反しない相手ならばもしくは専門家からの適切なアドバイスを受けながらであればできます。手数料がいらなくなります。

ただしこの場合は契約に関して見落としがあっても自己責任となります。不動産会社が仲介（媒介）に入った場合は契約の過程で不動産会社が見落とししたことで損害を受けたときには損害賠償請求できるという契約手続きの保険のような受け皿になってもらうことができます。

なので、不動産仲介業者との契約内容を十分に確認しましょう。手数料や契約期間、広告・販売促進の計画について理解しておくことが重要です。

6. 法的なリスクの確認

物件に潜在的な法的リスクや紛争事項があるかどうかを確認し、売却プロセスを円滑に進めるための対策を考えましょう。

これらのステップを踏むことで、実家の不動産売却をよりスムーズかつ有利な条件で進めることができます。しっかりと法的な手続きを確認し、安心して不動産売却に取り組んでください。何かご不明点や質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

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