2023.11.24 建物を断熱するメリット
こんにちは 子供の頃、もみじのてるやまの意味が分からず歌っていた奧村隆充です。
目次
今回は、建物を断熱するメリットについてご紹介いたします。
断熱性能は、住宅のスペックとしては地味な存在になりがちですが、住宅や商業施設などの建物において非常に重要な要素です。
また、長期優良住宅認定によるメリットや住宅ローンの金利優遇、住宅建築費用の相続額の無税枠の拡大などに関係する部分でもあります。
それ以外に、なぜ断熱をするべきなのか、そのメリットについて見ていきましょう。
まず一つ目のメリットは、快適な住環境の確保です。
断熱材を使って建物を断熱することで、外気の温度変化から室内を保護することができます。これにより、冬場の寒さや夏場の暑さから室内を守り、居住者や利用者が快適な環境で過ごすことができます。
冬に部屋ごとの温度差によってヒートショックを起こしなくなる方もいます。死なないまでも体にかかる負担は思ったより大きいようです。
二つ目のメリットは、エネルギー効率の向上です。
断熱がしっかりと行われた建物は、冬には暖房効率を向上させ、夏には冷房効率を向上させることができます。つまり、エネルギーの消費量を抑えることができ、結果的に光熱費の節約にもつながります。また、地球環境にも優しい選択になるということも忘れてはいけません。
家を持つコストのうちエネルギー消費コストは賃貸住宅にいる以上にかかることが多いです。建物の寿命分のエネルギーコストを建築コストと足し合わせて比較すると断熱しない場合にかかるお金がいかに多いかが比較できます。
三つ目のメリットは、建物の耐久性の向上です。
断熱材を使っていると、温度変化による建物への負担が軽減されます。特に気候の厳しい地域では、断熱が不十分な建物は結露や凍結によって損傷を受けることがありますが、断熱をしっかりと行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。
最後に、断熱工事は将来のリセールバリューにも関わってきます。
断熱が行われた建物は、エネルギー効率の高さや快適な住環境などのメリットから、将来的に再販する際にもプラスに働きます。しっかりと断熱工事をしておくことで、不動産の価値を高めることができます。
以上が、建物を断熱するメリットについてのご紹介でした。
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おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。