2021.2.21 DIY型賃貸について
目次
空き家マイスター更新講習を受けてきて、今のところ成功している事例は住居である空き家を用途変更するDIY型賃貸の例でした
なので、今日はDIY型賃貸についてご説明します。空き家活用の1つのアイディアとして知っておいても損はありません。
DIY型賃貸とは
DIY型賃貸という言葉は、借主が賃貸物件を借りる際に、借主が自由に改装やリフォームを行えるという新しい形の賃貸契約を指しています。これは、通常の賃貸契約とは異なり、大規模な改装やリフォームが可能となるという特徴があります。通常の賃貸契約では、物件の大部分を変更することは許可されていませんが、DIY型賃貸ではその限りではありません。
特に、DIY型賃貸は小規模事業者や創業者にとって大きなメリットがあります。これは、物件を自社のビジネスニーズに合わせて自由にカスタマイズできるためです。
その結果、一から建物を作ることなく費用を抑えて自分たちの独自性を活かした店舗や施設を作ることが可能になります。
例えば
例を挙げてみましょう。もし、あなたがおしゃれなカフェを開きたいと考えている事業者であるなら、DIY型賃貸物件を借りることで、自分たちの理想とするインテリアやレイアウトに物件を改装することができます。これにより、他店とは一線を画した独自のブランドイメージを作り出すことが可能になります。
また、ホテルやゲストハウスを運営したいと考えている事業者も、DIY型賃貸物件を利用すれば、客室のレイアウトや共有スペースの設計など、自社のサービスに最適な形に物件をカスタマイズできます。これにより、ゲストのニーズに合わせたサービスを提供することが可能になります。
注意点
しかし、DIY型賃貸には注意点もあります。大規模な改装やリフォームを行う際には、建築基準法や消防法などの法規制を遵守する必要があります。これらの法律は、安全性を確保するために存在しますので、無視することはできません。
また、契約終了時には原状回復の責任が借主にあるため、その費用を計算に入れる必要があります。
以上のような事業用途を想定したDIY型賃貸の利用について、より深く検討していただければと思います。
クイズの答え
問題は前回にあります
おまけ 今日のクイズ
答えは次回です。