今日もアットホームのポータルサイトを見てみます。(株)ＡｌｂａＬｉｎｋ　名古屋支店さんの物件です。

土地ならば建築の可能性、自由度、特徴、価格相場を考えていきますが、中古戸建なので、

再建築の可能性、特徴、価格相場を考えていきます

再建築の可能性

この場所は調整区域にあります。原則建築できない区域です。

調整区域にに建築する許可要件で中古住宅でよく使われるのは線引き前（1970年12月より前）に宅地になっていて、建築されていた場合です。この物件は、1976年築ですのでこれには当てはまりません。

あと可能性がありそうなのは、建物が十分使われ（10年以上）建てた人が建て替えるのが合理的だと認められた場合です。売買された場合、まず誰が使うという用途が変更されているので、この規定を使おうとするときちんと用途変更の手続きが必要ではないかと思います。用途変更には建築確認書と完了検査済み証が必要となります。

このサイトにも添付されている資料にはこの件についての情報がありません。

なので、再建築できない可能性があります。もしも購入を検討する場合は会社に問い合わせて確認してください。再建築できるかできないかは物件の価値価格に大きく影響します。

特徴

駅まで徒歩31分、想定利回り、居室が多い、広々とした間取り？、備え付けの収納棚多数、不動産会社による売り主物件、不動産会社への手数料は不要。

これらの広告の文句から考えると、賃貸住宅として買ってはどうかとの提案だとおもわれます。

または居室が多いものをもとめる借主・買主として想定されるのは、福祉団体などではないかと思います。

価格相場

このあたりの固定資産税路線価は1㎡あたり22700円ですが、売買価格査定は本当はこれを0.7で割った32428円のはずですが、どうやらもう少し低そうです。坪当たり10万円ほど。でしょうか。

それに対しこの物件の土地の㎡数は201.74㎡なのでかけて土地の価格を考えると、6,542,139円

もう一つの指標から計算すると4,579,498円

この間が土地の価格かと思われます。

売値が780万円

木造住宅として十分使われたので、あと何年つかえるか。それを考えて利回りを考えたほうがよさそう。おそらく、屋根とか土台などの構造体に修繕費がかかると思われるので、それを加味して価格を考えるべき。

まとめ

再販が難しそう。建物が資料から見るよりも頑丈ならばお得なのかも。

ここに住むつもりのかたは検討するとよいかもしれません。

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